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大学入学のための必要書類ーアポスティーユ編

2019/08/31
 
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この春、何を血迷ったかこの歳で(笑)、ポルト大学経済学部(学部ごとの独立性が高いので、敢えて記載)の修士に申し込んでみました。運良く合格したまでは良かったのですが、その後の手続に結構悩まされたので、もし今後このような方がいらっしゃったら多少参考になるかもしれない、と思い、私の体験を共有しておこうと思います。

まず、応募はオンラインでできます。募集要項に基づき必要と思われる書類をデジタル化して準備万端と思いきや、応募手続に臨んだところこれが結構煩雑。自身が必要と思っていた以上の書類のアップロード項目が目の前に並び、「ん゛~?!?!」とりあえず、これ全てに何らかの書類をアップロードしなければ出願手続が完了しない…。期限最終日ギリギリに出願手続を開始したこともあって、気持ちは焦り、複数のアップロード項目に同一のファイルをアップロードしたりとほぼヤケクソ状態で一応手続完了(我ながら適当すぎる…)。「こりゃ、あかんかな…」と後味の悪い疲労感だけが残り、その日は無意味にぐったり…。

それから2か月、忘れかけていた頃に、書類審査の結果のお知らせが。ちなみに、私が申し込んだ修士は特に筆記・口述試験はなく書類審査のみ。ただ、この結果発表の方法が結構えげつなくて、出願者全員の名前が1番から最終番まで書類審査結果順に並べられ、うち、上位募集人数名が合格ということになります。ここから1ヶ月超、異議申し立てを受け付ける期間があり、それが終わると学部既卒者はそこから更に半月以内に入学手続をする必要があります。

いつも直前ばたばたが定番の私は、やっぱりこの最後の半月間の入学登録期間でもばたばた、ぐったりすることに。そんなこととは露知らず、その日のんびり入学要項を読んでいたおめでたい私は、登録受付期限まで2週間を切ったところでまたまた「ん゛~?!

なんじゃ、この書類発行国の領事認証かアポスティーユが必要って…。既に書類審査で提出済みの大学の卒業証明書や成績証明書等の書類に更に書類発行国のポルトガル領事認証かアポスティーユを要求されていたのです。そもそも領事認証やアポスティーユって何???と、焦ってネット検索したら「文書になされた署名又は押印が文書の作成名義人によって行われたことを証明する」ことで、その具体的方法として、在日領事認証やアポスティーユという方法があるらしい。

更にネット検索したり外務省に電話したりして、私立大学等の公的機関ではない機関が発行した私文書の認証は公証役場に行って、(しかも時間がないなら)ワンストップ・サービスを利用してアポスティーユ(外務省の公印証明)までつけてもらうのがいいという結論に。ちなみに、ワンストップ・サービスとは、本来なら公証役場で認証されたものを外務省に持ち込んでアポスティーユをつけるというプロセスを踏む必要があるところ、東京都、神奈川県、大阪府の公証役場では、その場でアポスティーユまでつけてくれるというサービスです。とにかく時間がない、という場合は便利なサービスです。

とりあえずやるべきことは分かった、ということで、ポルトガルに置きっ放しになっていた書類を家族に頼んで日本に送ってもらい(たまたま日本にいたのはラッキーだった)、同時にリスクヘッジのために日本でも同じ書類を再度発行依頼をし、書類が手元に届くのを待ちました。そして、公証役場に電話してみると、アポスティーユは複数書類にまとめてつけてもらうことができるということが分かりました。外国文書(英文書類)は1アポスティーユにつき11,500円だから、3書類提出が必要の場合それぞれアポスティーユをつけてもらうと、11,500円×3=34,500円なり。ネット検索すると、様々な大学で複数書類を1つにまとめてアポスティーユをつけるという方法で通っているよう。念の為、ポルト大学に問い合わせると、皆それぞれにアポスティーユをつけているけれど…、とはっきりダメとは言わない分かり辛い返答。それなら、ついついドケチ根性が勝って、実質的にまとめても別々でも内容に変更はないと自分に都合良く考えて、3書類まとめて1アポスティーユをつける方法でチャレンジしてみることに。

すると、キタキタ~、まさかの提出後のダメ出し。だから、説明するときにちゃんとダメって言ってよ~!敢えてリスクを取ってしまった自分の愚かさを棚に上げてブチ切れつつ、そんなことで争っている暇はないから、また公証役場に電話して快く(!?)無理を聞いてもらい、再度公証役場のある大阪まで往復、母に息子の送り迎えを頼み、提出日ぎりぎりに書類を送信。ブロックされているオンライン入学登録手続にいつ入れるかと待つこと半日、やっとブロックが外されたと同時にクラウチングスタート、ダッシュ!日本時間真夜中にポルトガルにいる家族に分からないところをmessengerで相談して大学に問い合わせてもらいながら、登録手続を期限ぎりぎりで終え、気分はぐったり…。ふー、まさに周囲の多大な協力がなければたどりつけなかった…感謝と反省…。今読み直しても私のミスで周囲に大迷惑…まさにやってはいけない例ですね…本当にごめんなさい。

ちなみに、登録手続中に生じた最大の悩みどころは、外国人価格で授業料が記載されていた箇所でした。ポルトガル人やEU加盟国、CPLP加盟国の学生の授業料とその他の国の学生の授業料は大きく異なるので、ポルトガル人・EU加盟国の学生扱いを受けられるなら、そちらの方がお得なのです。いくつか条件があるのですが、例えば私のように配偶者がポルトガル人の場合はポルトガル人・EU加盟国学生と同様の授業料となります。なのに、その3倍以上となるその他の外国人価格の授業料が記載されており、その金額を支払わなければ登録できない…。相談の結果、とりあえず分割払いを選択し、一回目の支払だけをして、学部長にステータスの変更を申請、支払金額は後日調整ということで解決となりました。

思いの外、高くついた入学手続。ちょっと迷いながらの適当な申し込みから入りましたが、あまりのコストと労力をかけたため、真面目にやらないと元が取れない…と改めてケチケチ根性が頭をもたげ、お陰様で今は結構やる気になりました(笑)。

尚、書類に更に認証を要求されているのは、出願時に入手していた要項上に既に記載済みだったので、今回の件は完全に私のミス。重要な情報をすっかり見落としていたため(全く読んでなかったという話もある…やっぱり適当すぎる…)、その手続に短期間で奔走すべく、ばたばた…いや、あっさりあきらめれば楽なのに、周りも巻き込みじたばた…。ご協力頂いた皆様、その節は大変ご迷惑をお掛けしすみませんでした~懺悔!

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