ヴィスタ・アレグレ(食器)ーVista Alegre
ヴィスタ・アレグレのお祭りということで、久しぶりにヴィスタ・アレグレに行ってみることにしました。ヴィスタ・アレグレとは、ポルトガルでは大変有名な食器のブランドです。Aveiro(アヴェイロ)ディストリクトの中に位置するÍlhavo(イリャヴ)にその本社と工場があります。ずっと工場に行ってみたいと思いつつ、そしていつか行こうと思っている間に、工場の一般公開はなくなり…結局行けなかった…とありがちな展開。でも、先日たまたま話をしたヴィスタ・アレグレの社員だという人から、今は工場は公開していなくて最後の絵付けしか見られないけれど、ヴィスタ・アレグレ祭の期間には公開されると聞いていたので、勇んで出掛けていくことに。
ヴィスタ・アレグレの敷地に着くとまず迎えてくれたのがBordallo Pinheiro(ボルダロ・ピニェイロ)のお店。キャベツの食器でご存知の方もいるのでは。でも、何でここに???と思われる方のために念の為、ボルダロ・ピニェイロもヴィスタ・アレグレも2000年代後半にGrupo Visabeiraに買収されているため、同じ親会社を持つグループ会社なのです。2年前にCaldas da Rainha(カルダス・ダ・ライーニャ)にあるボルダロ・ピニェイロのアウトレットに行った際は、あまりの安さに嬉しく思わず大人買いをした挙句、陶器畑の義理の弟に所詮ファイアンスで磁器に比べて弱いから日常使いには不向きだよとダメだしを食らったにもかかわらず、やっぱり好きだわ~、この食器。
あ、ヴィスタ・アレグレに来たのに大幅に脱線しました…。気を取り直して、次へ。お店を出て右手に進んで行くと教会があります。午前中のためかお祭りの出店はまだちらほら。教会は礼拝中だったので、中をちら見し、そのまま博物館へ。それにしても最近整備されたため、どれもこれも最後に来た2,3年前よりずっと綺麗でびっくり。
教会を出て左手に向かいます。すると、博物館があります。毎日開いているようですね。サイトを見ると入館料6ユーロですが、この日は無料でした。
博物館に入るとまずこの大きな窯が迎えてくれます。
更に進んでいくとヴィスタ・アレグレの歴史・変遷を見ることができます。様々な食器が時系列に展示されています。
博物館の展示を通り抜けると最後に実際に絵付けをしているところが見学できます。でも残念ながらここは撮影禁止。人に見せることを意識した広々とした綺麗な部屋で、私もここにPC持ち込んで仕事したい!と思ってしまう空間でした(え、そこ!?)。
そして、併設されているお店へ。
敷地内にはヴィスタ・アレグレのアウトレットもあります。
そして、何と保育所まで。子供達のことは心配しないで思う存分働いてくださいね~、ということでしょうか。
で、結局そもそもの目的をすっかり忘れて、工場が公開されていたかは分からずじまいで帰ってきてしまいました…(笑)。