FCポルト博物館ーMuseu Futebol Clube do Porto
ポルトガルと言えば、サッカーのスター選手ロナウドを生んだサッカー大国(あ、言い過ぎ…!?)。そして、国内にはサッカーのクラブチームがいくつかありますが、ファンを公言する人達は大抵次の3大メジャーチーム―リスボンを本拠地とするベンフィカファンのベンフェキスタ、スポルティングファンのスポルティンギスタ、そしてポルトを本拠地とするFCポルトファン、ポルティスタ―のいずれかではないでしょうか。そして、北部では、やはりポルティスタが最強(我が家がそうなので、そういうものかと勝手に思い込んでいます…笑)。そして、日本人の私達にとっては、何よりも中島選手がFCポルトに加入したことで、少し馴染みが出てきたチームでしょう。
今回は、そんなFCポルトを、日程が合わずFCポルトの本拠地Estádio do Dragão(ドラゴンスタジアム)で試合観戦できなくても、別の方法で楽しめる同スタジアム内にあるFCポルト博物館(Museu Futebol Clube do Porto)についてレポートしたいと思います。
スタジアムの博物館入口に着くとこんな看板が迎えてくれます。
建物入って目の前にショップがあり、FCポルト商品が買えます。ポルト市内やショッピングモール、ヴィラ・ド・コンデのアウトレットにもショップはありますが、品揃えがここに勝ることはまずないでしょう。
そして、入口右手のカウンターでチケットを買います。
博物館とスタジアム見学のチケット料金は、2019年12月26日現在以下の通りです(カッコ内は博物館見学のみの場合)。
大人:15ユーロ(12ユーロ)
シニア(65歳以上):12ユーロ(10ユーロ)
子供(5歳~12歳):10ユーロ(8ユーロ)
4歳以下は無料
この他、FCポルト会員や家族・10名以上のグループに適用される値引きがあります。
博物館の中に入るとまずモウリーニョ監督や、その他FCポルトにとって重要な人物の像が出迎えてくれます。マッサージ師さんの像もあって、チームでその重要性が評価されていることを認識させられました。中は暗めで、FCポルトの歴史から始まり、関連する展示物を見学できます。
たくさんのカップが展示されていますが、実はその中に一つだけ本物があります。それがこれ⇓⇓⇓
何と、これ2004年トヨタカップ最後の試合で優勝したFCポルトに寄贈されたとのこと。私が観たことあるのは、1993年の国立競技場で行われたサンパウロVs.ミラン戦だけですが、あのトヨタカップかと思うと軽く興奮(笑)。
博物館を一通り見学し終わったら、次はスタジアムの中を見学へ。
駐車場を通って、まずはPresidential Boxへ。FCポルトのトップであるプレジデント専用ボックスということでしょう。それなりにスペースはあるので、軽くバーで引っ掛けながら、プレジデントやその招待客が試合観戦を楽しむ感じでしょうか。意外にシンプルで豪奢な感じはしません。
さすがボックス席、シートが単なるプラスチックではなく、クッション付きで座り心地がいいです。
そして、ここが選手達がグラウンドに出て行く出入口です。
スタジアムに出ると、ベンチにも座らせてもらえます。あのモウティーニョも座ったかと思うとちょっとわくわくしますね(以前FCポルトにいた頃、軽くお気に入りでした笑)。
ドラゴンスタジアムは、ポルト、カンパニャ(Campanhã)駅から地下鉄で一駅というアクセスの良さ(駅名そのままEstádio do Dragão)。初めてポルトを訪れる場合でも、ここなら迷わず着けるはず。そしてお時間が許すなら、スタジアム見学付きの方が臨場感溢れる体験が出来て個人的には非常に楽しめたので、是非おすすめです。
Comment
はじめてポルトガルへ来ました。昨年末から1人旅で国内を周り本日帰国します。ほぼ会話しない毎日で宿でこちらを拝見して思わず同胞に会えたようで嬉しくなりました。私は勤続○年のご褒美で休暇を頂きましたが、お正月も過ぎこちらではほぼ日本人観光客に会っていません 全体に世界遺産と言えども空いていて貸切のようにのんびり鑑賞できてとてもリフレッシュできた国です。ブログを読み わかる!と言えるこちらの人の光景見た気がします。同じく日本の良い点も。本日帰国ですが、またこちらのブログ拝見させて頂きます。
うわあ、ありがとうございます!そんなふうに言って頂けると嬉しいです。このゆるーい空気が恋しくなったらまたいらっしゃってくださいね(笑)!