ドウロ、トラズ・オズ・モンテス地方の愉しみ方

ポデンセのカーニバルーCarnaval de Podence

2019/03/10
 
カレト
この記事を書いている人 - WRITER -

Bragança(ブラガンサ)地区のカーニバルにはもう一つ特徴的なことがあります。それは、Careto(カレト)です。それは、一体何じゃ?というのが一般的反応だと思うので、まずご本人に登場して頂きましょう。どうぞ! ↑↑↑

そうです、この手作り感満載の衣装を着た化け物。東洋人がカメラ持って観光客面なんぞしていたら間違いなくカレトに襲われます(笑)ー本来は独身女性を狙うようですが。真っ赤な鼻の高いマスクをしたこの信号機みたいなポルトガル版なまはげが村々をうようようろつき、今日は無礼講じゃー!とばかりに観光客に絡んできます。

このカレトのカーニバルの起源はローマ時代にまで遡るとも言われており、春の訪れを前に農業を主とする内陸社会で豊作を祈った儀式と関係が深いようです。その後、移民や植民地戦争で廃れた時期もあったようですが今や復活、カーニバルの時期だけは観光名所としていつにない賑わいを見せています。

カレトが主体となったカーニバルはブラガンサ地区の様々な村で伝統的行事として行われているようですが、今回訪れたのはMacedo de Cavaleiros(マセド・デ・カヴァレイロス)近辺にあるPodence(ポデンセ)という村です。

ポデンセ

無礼講の日以外はひっそりした村の中

ポデンセ

祭りの余韻の残る村の通り

ちなみにこの時期を逃がして行ってもCasa do Careto(カレトの家)なるものが存在し、お茶(というかカフェ)や食事が可能でカレトがどんなものかを知ることができます。

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください