ドウロ、トラズ・オズ・モンテス地方の愉しみ方

日本から荷物が届いたら

 
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久しぶりに日本から荷物が届きました。付加価値税率23%のポルトガルで、日本から荷物が届くといつも不愉快極まりない思いをするので(詳しくはこちら)、相当低額な場合以外は、断ってきたのですが、何と今回、その相当低額なモノに係る通知がctt(郵便局)から届きました。

「ああ、やだやだ」と思いつつそっと中を見ると、息子の誕生日に母が送ってくれたお餅の件のよう…。中には、「EU内付加価値税法改正に基づき、2021年7月1日からEU圏外からのモノの移動は金額に関係なく税金等支払いの対象となります」と書かれた紙と一緒に、通関手続きを所定のCTTサイトでするように記載されていました。つまり、これまで22ユーロまでの小荷物に認められていた付加価値税の免除がなくなったということですね。

おお、これが在ポルトガル日本人の間でささやかれていた悪名高いサイトー自分が送った訳でもない荷物の中身を尋ねらるのか、と少々遅めの初体験にドキドキしつつ臨んだら実はそうではなく、非常に簡便な手続きになっておりました。送られてきた荷物の識別番号を入力すると、オンラインショッピングで自分で購入したものか、それともギフトなのかを聞かれ、中身ごとにどの品目に該当するかを申告し、最終的に表示される支払金額をオンラインで支払って終了です。中身の品目を細かく聞くあたり、もしかして本来の付加価値税(ポルトガル本島では基本税率は23%、生活必需品等一定のモノについては13%、6%の軽減税率が認められていますが、受け取る荷物の付加価値税は中身にかかわらず一律23%徴税されるのが一般的です)を品目ごとに計算してくれるのでしょうか。荷物の中身に本(6%)でも入っていれば、その辺りを確認できたのですが…。

「ええやん、これくらい見逃してーやー」とは思いますが、税関やCTT相手に不毛なコミュニケーションに時間をとられずに済んだのでよしとしましょう(笑)♪

 

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